旬感食材

毎月2回、旬の食材を取り上げて
ちょこっとしたうんちくをご紹介。

●第4回 オクラよ、お前もか!?

オクラ今回はクイズからです。

「歌留多」「金平糖」「合羽」「襦袢」「莫大小」。

さて、それぞれ何と読みますか?

早速正解を発表しますと「かるた」「こんぺいとう」「かっぱ」「じゅばん」そして「めりやす」ですよね。
実はここからが本番!これら全てに共通することは、
さて何でしょう??
なかなか難問かと。正解は、どれも外来語!もともとは外国語だったものたちなのです。「かるた」はオランダ語から、「こんぺいとう」と「かっぱ」はポルトガル語、「じゅばん」はアラビア語、「めりやす」はスペイン語ないしはアラビア語から来ていると言われているのです。

オクラでは、夏の旬感食材「オクラ」は?
「えっ?」と思いませんか!ボクは「オクラ」は純粋な日本語だと思っていました。例えば「小蔵」と言う漢字を当てるのではないかと。さらに、あの刻んだときの粘り気。この夏、ロンドン五輪で大活躍した「なでしこジャパン」にも共通する粘りから、絶対日本原産の野菜だと思っていたのです。そうそう、この粘りに関して管理栄養士の徳田泰子先生はこう説明します。
「オクラのネバネバはペクチンという食物繊維で、消化吸収を助けてくれます。さらに食欲の無いときでもスルっと食べることが出来て夏の疲れたお腹にはもってこいの食材です」と。何とも優しい野菜じゃないですか!ますます日本原産だと思いたかったのですが、「オクラ」は本当はこう書きます。「okra」。英語なのですね。

日本に入ってきたのは明治以降で当初は「アメリカネリ」と言われていました。その名の通りアメリカ合衆国の南部でよく栽培されているそうです。なるほど!なでしこジャパンを破ったアメリカチームの粘りも実はこの「okra」のおかげだったのかもしれませんね。あくまで個人的推量ですが。

しかし、そう言えばそうなのかもしれません。ほら、「オクラ」を輪切りにして下さい。アメリカ合衆国の旗「星条旗」のように確かに星型。実に愛国心ある野菜なのでありました。

(By エッセイスト・KUNI61)

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