旬感食材

毎月2回、旬の食材を取り上げて
ちょこっとしたうんちくをご紹介。

●第9回 ブロッコリーで違いの分かる男になる!

ブロッコリーとカリフラワー「前田敦子」と「大島優子」。
「キスマイフット」と「セクシーゾーン」。
「超新星」と「東方神起」。「茨木」と「茨城」。
「アルジェリア」と「ナイジェリア」。「おざなり」と「なおざり」。

う〜ん。ファンの方、出身地の方、そして国語の先生には大変申し訳ないのですが、それぞれ今ひとつ区別がつきません。

では「ブロッコリー」と「カリフラワー」は?
貴方はちゃんと区別が出来ますか。区別は出来たとしても、ちゃんとその違いをご存知ですか?
これまたボクは知りませんでした。
ブロッコリーもカリフラワーも実はともにキャベツの変種。
さらにカリフラワーはブロッコリーの突然変異で白くなったものなんだそうです。

どちらも日本にやって来たのは明治時代初期だと言うことですが、ボクらの子ども時代は食卓やお弁当に登場してくるのは断然白いカリフラワーの方が多かった、と言うかブロッコリーがこれだけ盛んに目にするようになったのは最近のことではないでしょうか。

実際昭和50年頃まではブロッコリーはほとんど流通しておらず、市場に出回り始めたのはその後。
しかし昭和から平成に時代が変わるころにはブロッコリーがカリフラワーを逆転、現在はブロッコリーの流通量はカリフラワーの実に7倍と言われているのです。
ではその訳は?

ブロッコリー 管理栄養士の徳田泰子先生はこう説明します。
「ブロッコリーはビタミンCが豊富で野菜ではトップクラスの含有量です。他にもカロテン、ビタミンE、ミネラル、食物繊維もバランスよく含まれた野菜なのです」とのこと。

なるほど!確かに色白のカリフラワーはサラダのアクセントとして大変重宝ですが、栄養価ではブロッコリーに軍配が上がるんですね。
消費者は時間をかけながらもそれをちゃんと見極めたと言うことのようです。 凄いぞ、消費者!凄いぞ、我々!!

やはり食材を選ぶ際には見た目や味だけでなく、こうした栄養価に関しても「なおざり」にすることなくシッカリ吟味し、このコラムのように面白くてためになる(?)情報は「おざなり」に読まない!それが賢い消費者になる必須条件なのであります、多分。

【※なおざり:何もしないこと。おろそかにすること/おざなり:いい加減に対応すること】。

(By エッセイスト・KUNI61)

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