旬感食材

毎月2回、旬の食材を取り上げて
ちょこっとしたうんちくをご紹介。

●第25回 「お嫌いですか?」

母の家の大掃除をしていたら懐かしいものが出てきた。
ゴーヤ半分

「西川きよし・横山やすしの名作漫才ビデオ集」だ。
これも父の遺品かと思うと、ビデオを見る前から少し笑えてきた。

横山やすしが亡くなったのは1996年、17年も前のこと。若い世代の人はもう知らないだろうが、40歳以上の人であればよく覚えているはず。天才漫才師だった。

例えばギャグにしても「毎度!横山や!」「マンマンちゃん、アン!」「ションベンばぁチビリますたい!」「メガネ、メガネ」と、いくらでも思い出されるに違いない。

とは言うものの、今回ボクがこうしたことを思い出したのには、あるキッカケがあった。
それは、今の旬の食材・ゴーヤだ。写真を見て欲しい。

ゴーヤ 我が家の写真この小さなゴーヤ。我が家のベランダのプランターで育ったものだ。何となく漫才コンビ「ブラックマヨネーズ」の太っていない方、そう、顔に少し“問題”のある吉田に似てなくもないが、育ての親であるボクにとっては実に愛しいゴーヤちゃんなのだ。

なぬ?あの苦味がちょっと・・・とおっしゃるのか。

「怒るで、しかし!」あの苦味こそが、内臓を守るのである。
「守るで、しかし!」そうなのである。

その苦味の成分は「マモルデシカシ」ならぬ「モモルデシン」。(う〜ん、ちょっと無理があったか)いずれにせよゴーヤはいい奴なのである。
ゴーヤを炒めたもの
管理栄養士の徳田泰子先生は、こう解説する。

「ゴーヤの苦み成分のモモルデシンは胃の粘膜を保護し肝機能を高め、さらに血糖値を下げる作用があると言われています。またビタミンCやβカロテンも豊富で夏バテや紫外線から守ってくれます。ビタミンCは熱に弱いものの、βカロテンは油との相性が良いことから手早くさっと炒めるのがコツですね」とのことだ。

さらにカリウムやリン、鉄分などその他のミネラル分もバランスよく含んでいると言うことなので、この季節に欠かせない食材と言えるだろう。

ど〜だ!これでも貴方はゴーヤに箸を付けないと言うのか?
「ゴーヤはお嫌いですか?」「お好きです!」やはり、そうでなくっちゃ!
(ByエッセイシストKUNI61)

 



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