旬感食材

毎月2回、旬の食材を取り上げて
ちょこっとしたうんちくをご紹介。

●第31回 「リンゴの渋み」

ご存知か?この冬のメイクでのキーワードは
「赤の口紅」なのである。
口紅

もちろん、ボクの勝手な調査・分析によるものではないぞ。

化粧品業界の大手・資生堂が、働く女性を中心に「時代性とメーキャップ意識」について調査して明らかになったものである。

いいぞ!ボクぐらいの大人の男、すなわち渋い男はピンクの
口紅よりも、赤の口紅の方を好むのだ。

過去に赤の口紅が流行ったのは、戦後復興期と、あぁ懐かしや、あのバブル期の頃。

気が右肩上がりの時期には、赤の口紅が流行るのである。

今が当時と同じほど景気が良いと言う実感は全くないが、今後に期待を抱かせる意味で大いに結構なことではないか。

りんごさて、この冬「赤」が流行るのであれば、
今回のテーマはやはりリンゴである。
冬と言う「色」の少ない季節の中でリンゴの赤は実に際立つ。
そして何よりもリンゴは凄い奴なのだ。

管理栄養士の徳田泰子先生はこう解説する 。

「ビタミンCが豊富、食物繊維のペクチンを含み便秘対策に役立つ、血糖上昇抑制作用が報告されている、と言うように生活習慣病予防の果物として、古くから経験的に病気の治療にも役立てられてきたのです」とのこと。

「一日一個のリンゴで医者いらず」とは実に上手くリンゴの特長を表したものなのだ。


さらに徳田先生はこう続ける。

カットりんご「リンゴにはクロロゲン酸とエピカテキンという渋みの成分が存在しますが、ここには抗酸化物質のポリフェノールが含まれているのです。」
ポリフェノールと言えば赤ワインに多く含まれ、ガンや動脈硬化の予防、また美肌効果もあるのではと注目される物質だが、リンゴにも含まれていたのだ。
それも渋みの中に。
リンゴも凄いが、中でも渋みが凄いのだ!どうだ!リンゴも男も渋みが重要なのだ。
そして、渋い男は赤が好きで、リンゴが好きなのだ。どうだ!

えっ?何ですか?リンゴの渋みは・・・何々・・・未熟成、未成熟のため。すなわち大人に成りきってない故の渋み・・・なんですか。

そうでしたか。渋いのは大人に成りきっていないから・・・なのか。我が身を振り返る年の瀬なのでありました。(ByエッセイシストKUNI61)


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